【制御フロー編】Python文法を簡単に解説(if,while,for,関数の定義)【おまけ付き】

プログラミング
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はじめに

Pythonの文法を手っ取り早く習得できたらなんて思っている方はいませんか?

今回はPythonを始めたいと思っているプログラミング初心者の方に向けてとても簡単に基礎文法を紹介しました。

大事なポイントだけなので効率的に勉強することができると思います。

意外と、慣れている方でも知らない細かい部分もあるかもしれません。

またPythonは人工知能、機械学習、ディープラーニング、データ解析などに特化しており、2020年プログラミング言語人気ランキング1位になっています。

Pythonについて詳しく知りたい方はこちらのウェブサイトをどうぞ。

Pythonを勉強したい方は是非読み進めていってみてくださいね。

読み進めていく上でわからないところがあればこちらの記事を参考にしてみてください。

if文

if文は他のプログラミング言語と考え方は同じです。

これはxが0より小さい時、「xは負です。」という文を表示するif文です。

if x < 0:
     print('xは負です。')
     print('この文はif文の中の処理です。')

print('この文はif文の外の処理です。')

ポイントはif文内を中括弧で括るのではなく「:」をつけてif文の条件式を反映させたい部分だけ空白をあけるということです。

空白はPythonの開発環境であれば勝手にあけてくれるので大丈夫です。

またパターン分けするときはifの他にelifを使いましょう。

最後にどれにも当てはまらないときの処理をelse文に記述します。

if x < 0:
    print('xは負です。')
elif x == 0:
    print('xは0です。')
else:
    print('xは正です。')

ifとelseとは違いelifは何個でも記述することができます。

つまり

if(パターン1):

elif(パターン2):
elif(パターン3):
elif(パターン4):
・・・
else(残りのパターン):

って感じです。

次に比較演算子と論理演算子についてです。

a == b #aとbが等しいなら真

a != b #aとbが等しくない真

a < b #aよりbが大きい場合真

a > b #aよりbが小さい場合真

a <= b #aがb以下の場合真

a >= b #aがb以上の場合真

a < 0 and b > 0 
#aが0より小さくbが0より大きい場合真

a > 2 or b > 2
#aが2より大きい、またはbが2より大きい場合真

真というのはTrueってことです。if文の後にある条件式が真だった場合その処理が実行されます。

またリストの中に特定の数字が入っているのか確かめることもできます。

y = [1,2,3]
x = 2

if x in y
    print('xの数字はyに入っています。')

xの数字がyのリストに入っている場合、if文が実行されます。

while文

while文も他のプログラミング言語と考え方は同じです。

num = 0

while num < 3:
      print(num)
      num++ #numを1ずつ大きくしていく

#実行結果 0 1 2

こちらもif文と同じく条件式の後にコロンをつけてwhile文を適用したい行だけ空白をあけてあげましょう。

条件式を満たさなくなった時にwhileループから抜け出します。

上記のコードにnum++がない場合、条件式を満たし続けてしまい無限ループになってしまうので気を付けましょう。

while文をスキップしたり抜けたりしたいときはif文とcontinue文とbreak文を併用します。

num = 0

while num < 10:
      if num % 2 == 0:
          continue #二で割った余りが0の場合処理をスキップ
      print(num)
      num++
#実行結果 1 3 5 7 9
num = 0

while num < 10:
      if num % 2 == 0:
          break #二で割った余りが0の場合whileループから抜ける
      print(num)
      num++
#実行結果 0 1

continue文の場合はif文の条件式に該当する場合はスキップします。

またbreak文の場合はif文の条件式に該当する場合にwhileループから抜けてそこで処理が終了します。

for文

それでは次にfor文です。

for文はwhile文で代用することもできるのですがwhile文よりも記述が少なくなることが多いのでよく使われます。

for文も理解しておきましょう。

l = [1,2,3,4,5]

for i in l:
     print(i)
#実行結果 1 2 3 4 5 

iの部分は何の変数でも大丈夫です。

リストの要素があるかぎりfor文のiという変数にlの要素が順番に渡されていきます。

whileをしっかり勉強した人なら分かると思いますがこの処理はwhile文でも同じことをすることができます。

しかしfor文の方が遥かに記述を少なくすることができるのでしっかり覚えておきましょう。

またcontinue文やbreak文についても同様です。

l = [1,2,3,4]

for i in l:
     if i == 2:
          continue
     print(i)
#実行結果 1 3 4
l = [1,2,3,4]

for i in l:
     if i == 3:
          break
     print(i)
#実行結果 1 2 

のように使うことができます。

また、ただ10回、forループを回したいときはrange関数を使うのがおすすめです。

for i in range(10):
print(i)

#実行結果 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 

簡単に10回ループすることが可能です。

関数の定義

Pythonの関数の定義はdefを使います。

def hello():
    print('こんにちは')

hello()
#実行結果 こんにちは

defの後に続くhelloは関数名で、何でも良いです。

関数の処理がわかるような名前をつけてあげましょう。

この関数は戻り値を返さずprintという処理を行うだけの関数です。

次は少し難しいですが戻り値を返すタイプの関数です。

def add(a,b):
     return a + b

x = add(10,20)
print(x)
#実行結果 30

addの引数に10と20を渡し、それを関数で処理を行いその戻り値をxに格納します。

戻り値を使う場合は関数内でreturnしてあげましょう。

input関数

最後におまけのinput関数です。

コンソール上から入力する場合はinput関数を用います。

number = input('背番号は何ですか?')
print(number)

コンソール上に背番号は何ですか?と表示され、入力した数字がnumberに格納されます。

格納された数字がprintによって表示されます。

ユーザーに入力してもらう操作には必須の操作なので覚えておきましょう。

Pythonの勉強方法【おまけ】

Pythonの基礎文法を勉強するにはUdemyというオンラインプログラミング学習プラットフォームがおすすめです。

具体的に言うとこちらの講座です。

この講座だけで基礎文法だけでなく実践的な応用スキルまで身につけることができます。

めちゃくちゃわかりやすい講座なので気になる方は是非みてみてください。

私が受けたPythonの講座の中では最も良かったですし、この講座を受けるだけでPythonの案件を十分にこなせる力が身につくと思います。

実際Udemyの中のPythonの講座と言ったらこの講座と言われているほどで多くの人が高く評価しています。

今回紹介した制御フローもより詳しくこの講座の中で述べられています。

気になる方はこちらのリンクから。

Udemy

その他のPythonの記事

おわりに

今回はPython基礎文法制御フロー編としてif,while,for,関数について紹介しました。

どれもよく使い、区別しておかなければならないもので他のプログラミング言語でも概念は同じなのでこれを機に覚えておきましょう。

こちらの記事も合わせてどうぞ。

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