【データ構造編】Python文法の基礎(リスト,タプル,辞書型,集合型)【勉強法付き】

プログラミング
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はじめに

Pythonの文法を手っ取り早く習得できたらなんて思っている方はいませんか?

今回はPythonを始めたいと思っているプログラミング初心者の方に向けてとても簡単に基礎文法を紹介しました。

大事なポイントだけなので効率的に勉強することができると思います。

意外と慣れている方でも知らない細かい部分もあると思います。

またPythonは人工知能、機械学習、ディープラーニング、データ解析などに特化しており、2020年プログラミング言語人気ランキング1位になっています。

Pythonについて詳しく知りたい方はこちらのウェブサイトをどうぞ。

Pythonを勉強したい方は是非読み進めていってみてくださいね。

リスト

それではまずはリストについてです。

リストは他のプログラミング言語でいう配列のことです。

l = [1,8,3,6,5]
print(l[2]) #出力結果3

こちらのリストの場合l[0]に1が格納され、l[1]に8が格納されていきます。

ちなみにl[-1]とやった場合は5、l[-2]とやる場合は6が表示されます。

つまりマイナスの場合は最後から順に表示されていくということです。

ちなみに

print(type(l))  #実行結果 <class 'list'>

となります。typeについてわからない方はこちらの記事を参照してみてください。

また多次元リストにすることも可能です。

l = [['a','b','c'],[1,2,3,4]]

print(l[0][1])  
#実行結果 b

リストをつなげるときは以下のようにやりましょう。

a = [1,2,3]
b = [4,5,6]

a.extend(b)
print(a) 
#実行結果 [1,2,3,4,5,6]

またリストは参照渡しなので二つのリストに分けて一つ一つ扱いたい場合はcopyを使いましょう。

x = [1,2,3]
y = x.copy()

もしcopyを使わずに

x = [1,2,3]
y = x

とした場合xかyどちらか一方のリストの中身を変えた場合どちらも変更されてしまいます。

少し難しいので意味がわからないという方はcopyを使った方が無難かなと思います。

最後にリストの長さを求めたい場合は

l = [1,2,3,4]

print(len(l)) 
#実行結果 4

としてあげましょう。

タプル

次にタプルについてです。

タプルはリストよりもデータの中身を変更しない、つまり読み込みが中心の時に使われます。

タプルはこのように宣言します。

x = (1,2,3,4)
print(type(x)) 

#実行結果 <class 'tuple'>

タプルは要素が一つだけの場合int型として見なされてしまうので「,」で区切ってあげましょう。

x = (1,) #tuple型
y = (1) #int型

タプルの要素を一気に変数に格納することもできます。

num = (1,3)
x,y = num
print(x,y) #実行結果 1,3

もちろん一気に何個でも格納することができます。

また値を交換する際にタプルのアンパッキングを用いると便利です。

a = 10
b = 20
a,b = b,a  #タプルのアンパッキング

基本的にはデータを変更する際はリスト型、データを読み込む際はタプル型を用いると覚えておきましょう。

辞書型

それでは辞書型です。

辞書型は二つの要素を結びつける時に有効です。

例えば商品とその値段とかですね。

辞書型はこのように宣言します。

d = {'x':1,'y':2}
print(type(d)) #実行結果 <class 'dict'>

値を変更する場合は少し特殊です。

d = {'x':1,'y':2}

d['x'] = 3

print(d) 
#実行結果 {'x':3,'y':2}

また辞書型もリストと同じく参照渡しになるので一つ一つの変数ごとに扱いたい場合はcopyを使いましょう。

d = {'x':1,'y':2}
f = d.copy()
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集合型

最後に集合型です。

集合型は高校数学でやる集合のことです。

個数ではなくどのような要素が存在しているか知りたい時に使います。

集合型はこのように宣言し扱われます。

a = {1,2,2,3,3,3,4,5,6,7,7}

print(a)
 #実行結果 {1,2,3,4,5,6,7}
print(type(a))
 #実行結果 <class 'set'>

集合の引き算や「かつ」「または」そして排他的論理和はこのようになります。

a = {1,4,2,6,5}
b = {2,7,4,3,6}

print(a-b)
#実行結果{1,5}

print(a&b)
#実行結果{2,4,5}

print(a|b)
#実行結果{1,2,3,4,5,6,7}

print(a^b)
#実行結果{1,3,5,7}

排他的論理和はaかbかどちらかにはあるけど重複はしていないものです。

Pythonの勉強方法

Pythonの基礎文法を勉強するにはUdemyというオンラインプログラミング学習プラットフォームがおすすめです。

具体的に言うとこちらの講座です。

この講座だけで基礎文法だけでなく実践的な応用スキルまで身につけることができます。

めちゃくちゃわかりやすい講座なので気になる方は是非みてみてください。

私が受けたPythonの講座の中では最も良かったです。

今回紹介したデータ構造の具体的なメソッドもこの講座の中で述べられています。

気になる方はこちらのリンクから。

Udemy

その他のPythonの記事

Pythonに関する記事を他にも挙げているのでよかったらそちらもどうぞ。

おわりに

今回はPython基礎文法データ構造編としてリスト、タプル、辞書型、集合型について紹介しました。

どれもよく使い、区別しておかなければならないものなのでこれを機に覚えておきましょう。

こちらの記事も合わせてどうぞ。

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