【超ひも理論をパパに習ってみた】超ひも理論の面白さが詰まった一冊です

書評
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はじめに

どーも、ゆうき(@engieerblog_Yu)です。

今回は、「超ひも理論をパパに習ってみた」という本を読んでめちゃくちゃ面白かったので、私なりに超ひも理論の面白さをお伝えしたいと思います!

超ひも理論のほんの一部をお見せします。

・この世は3次元でなく9次元でできている

・全ての物質はひもからできている

・ミレニアム問題を解くことができるかもしれない

まだまだ発展途中の理論である、超ひも理論。世界に研究者は1000人くらいしかいないそうです。

それでは、超ひも理論の謎について一つ一つ紹介していきたいと思います。

同じクォークから構成される陽子の重さが違う?!

クォークという素粒子が三つくっつくことで、陽子が構成されます。

しかし、ここで不思議なことが起こります。

クォーク3つ分の質量よりも陽子の方が重いのです。

その重さはなんと100倍程度。

さらに不思議なことに、陽子には重さが異なる兄弟が存在します。

同じクォークから構成されているのに、なんと重さが異なる場合があるのです。

何とも不思議ですね。

ここで、アインシュタインの\(E=mc^2\)より、質量はエネルギーと等価です。

よって同じクォークから構成される陽子のエネルギーが異なることになります。

これはもしかすると陽子が人間が認識できない次元に対して、運動エネルギーを持っているかもしれないそうです。

つまり陽子は3次元空間だけでなく、さらなる次元の空間で運動していて、それを人間は観測することができないということになります。

私は、陽子の重さが異なるだけでそれは言い過ぎじゃない?と思いましたが、どうやら素粒子がひもでできていると考えると理解できる、かもしれないそうです。

陽子の兄弟が存在する=異次元が存在する…..かもしれない

エネルギー保存の法則が成立しない=この世は3次元ではない?!

高校物理を習った人はよくわかると思いますが、この世でのエネルギー保存の法則は絶対です。

位置エネルギーが、運動エネルギーになったり、熱エネルギーになったりしてもエネルギーの総量は変わりません。

しかし、もしエネルギー保存の法則が成立しないということが起こったとします。

これはエネルギーが私たちが知覚できていない、4次元以上の空間に逃げた。と考えることもできます。

つまりエネルギー保存の法則が成り立たないことを実験で調べることができたら、世紀の大発見になるそうです。

しかしまだ実験で確認されたことはないそうです。

エネルギー保存の法則が成立しなければ、エネルギーが異次元に逃げている可能性がある

クォークの方程式は未だ誰も解けたことが無い

この世の全ての物質を構成しているクォークですが、その方程式は分かっています。

しかしその方程式を解くことは、世界の誰もできていません。

その方程式を解くことができれば、ミレニアム問題を解くことができる可能性があるそうです。

なぜ解くことが難しいのかというと、計算が無限回になってしまうからだそうです。

スーパーコンピュータに解かせれば、実際のクォークとかなり近い値を計算することができたという結果もあります。

クォークの方程式を解ければ1億円がもらえるかも….?

素粒子がひもの形をしていると考えると全てが説明できる……かも?

素粒子がひもの形をしていると考えることで、陽子の兄弟が存在することも、この世が3次元ではないということも説明できるかもしれないそうです。

現在最も有名な超ひも理論では、この世は9次元で構成されているそうです。

私には全く意味がわかりません(笑)

どうやら9次元でないと計算が成り立たないそうです。

めちゃくちゃ面白いですね。

終わりに

・この世が3次元でない

・全ての物質はひもからできている

・ミレニアム問題を解くことができるかもしれない

超ひも理論には色々なロマンが詰まっていますね。

神様は、世界の秘密について、誰かが解き明かすのを今か今かと待ち望んでいるのかもしれません。

超ひも理論について全くわからない私でも、読み進めることができたので、超ひも理論について興味がある方はおすすめです。

ゆうき
ゆうき

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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