目次
初めに
こんにちは、情報系大学生のゆうき(@engieerblog_Yu)です。
今回は、構造化プログラミングについてまとめていきたいと思います!
今回の内容は、基本・応用情報技術者試験などに含まれ、情報系の学部でも学ぶ内容となっています。
構造化プログラミングとは?
構造化プログラミングとは、プログラミングの方法の1つで、プログラムの構造を明確に整理することを目的としています。
これにより、プログラムの読みやすさや保守性が向上し、バグを見つけやすくなります。
構造化プログラミングには、以下のような三つの構造があります。
順次構造
順次構造は、プログラムを順番に実行する形の構造です。
順次構造は、プログラムを一つずつ順番に実行するため、プログラムを読みやすく、理解しやすくすることができます。
また、プログラムを書く際には、必要な処理を順番に並べて書くことが求められます。
順次構造の例として、以下のようなコードがあります。
# 順次構造の例
# 変数定義
x = 0
y = 0
# xに1を加算
x = x + 1
# yに2を加算
y = y + 2
# xとyを出力
print(x)
print(y)
上記のコードは、変数xとyを定義し、xに1を加算し、yに2を加算し、最後にxとyを出力するという順番で処理が行われています。
選択構造
選択構造とは、プログラムの中で特定の条件に応じて処理を分岐するための構造のことです。
主に、if文やswitch文が選択構造に使用されます。
if文
if文は、特定の条件に応じて処理を分岐するために使用されます。if文の書き方は、以下のようになります。
if (条件式) {
// 条件式が真の場合に実行される処理
}
switch文
switch文は、複数の条件に対して処理を分岐するために使用されます。switch文の書き方は、以下のようになります。
switch (変数) {
case 値1: // 変数が値1の場合に実行される処理 break;
case 値2: // 変数が値2の場合に実行される処理 break;
default: // どの値にも当てはまらない場合に実行される処理
}
これらの選択構造を使用することで、プログラムの中で特定の条件に応じて処理を分岐することができ、プログラムをより簡潔かつ可読性の高いものにすることができます。
繰り返し構造
繰り返し構造は、同じ処理を繰り返し実行するために使用されます。 主な繰り返し構造には、for文、while文、do-while文があります。
for文
for文は、一定回数の繰り返し処理を行うために使用されます。
例えば、配列の要素をすべて出力するために使用できます。
while文
条件が成立する限り繰り返し処理を行うために使用されます。
例えば、特定の値が入力されるまで処理を繰り返すために使用できます。
do-while文
while文と似ていますが、最初に1回は必ず処理を実行し、その後、条件が成立する限り繰り返し処理を行うために使用されます。
これらの繰り返し構造を使用することで、同じ処理を繰り返し実行することができ、プログラムの作成を簡略化することができます。
構造化プログラミングのメリット
構造化プログラミングにより、大きなプログラムも読みやすく、保守性が高くなります。
また、構造化プログラミングは、プログラムの複雑化を防ぐためにも重要であると言われています。
それは、構造化プログラミングによって、プログラム全体を整理し、各部分を分割することで、プログラムの複雑化を防ぐことができるからです。
まとめ
構造化プログラミングにより、大きなプログラムも読みやすく、保守性が高くなります。
構造化プログラミングは、プログラムの複雑化を防ぐためにも重要
構造化プログラミングは順次構造、選択構造、繰り返し構造の三つから構成される
今回は、構造化プログラミングについてまとめました!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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