
こんにちは!ゆーきです。

突然ですがあなたは今リンゴ農園を持っているとします。

いくらで売る時が一番儲かるでしょう?

もちろん安すぎたらりんごの数が足りなくなってしまい、高すぎたら売れ残ってしまいます。

そのちょうど良い値段を決めるために、今回は需要曲線と供給曲線を解説したいと思います!

理解できるとめっちゃ面白い経済学の分野です(笑)

曲線と聞いて嫌だな〜って思った方もまずは見てみてくださいね。
需要曲線と供給曲線を学ぶメリット

それではまずは学ぶメリットからです。
・最適な、物を売る値段と個数を決めることができる!
・複雑な経済を単純化し、シンプルに表すことができる。

りんごを売りたい時に何円で売るのが最適なのか分かったら損を減らせますよね。
今回はその損を需要曲線と供給曲線を学んでなくそうって話です。
需要曲線とは

それでは需要曲線についてです。

こちらのグラフが需要曲線です。
需要曲線は買い手目線(客)で見てください。
モノの量が少なければ少ないほど値段は上がり、多ければ多いほど値段が上がるってことです。
例えばダイヤモンドの値段が高いのは量が少ないので需要が大きくなるってことです。
数学が苦手な人は読み飛ばしてもらって構いませんが
y=ax+b(a<0,b>0)のグラフとなります。
供給曲線とは

次にこちらのグラフが供給曲線です。
供給曲線は売り手目線(店長)で見てください
価格が高ければ高いほどたくさん売りたい、価格が安ければ安いほどあまり売りたくないってことです。
りんごが一個10円の儲けよりも100円の儲けがある方がたくさん売りたくなりますよね。
こちらは基本的にはy=ax(a>0)のグラフとなります。(関数はとばしてもらってOK)
均衡点と最適点について

それでは需要曲線と供給曲線を重ね合わせてみましょう。

需要曲線と供給曲線の交点が均衡点といいます。
均衡点の価格と量でモノを売ることができたら売れ残りなしで利益を最大にできるってことです。

しかしこれは理想的な話です。
実際には店の維持費など(外部性の費用)でお金がかかってくるので供給曲線が上に少しシフトします。
そうすると最適な価格は少し高くなり、モノを売る量も少し減ります。
その点を最適点と言います。
経済学が理想的な状況について考えるので需要曲線と供給曲線は一定で変わらないという状況を今回は考えました。
しかし現実にはアイスクリームの売り上げは冬に少なくなるし、税金が高くなれば贅沢品が売れなくなるかもしれません。
実際の市場では外の環境に合わせて柔軟に最適点を探すことが大切です。
まとめ

それでは今回のまとめです。
・需要曲線と供給曲線の交点を均衡点と言い、維持費などの外部費用を加味した点を最適点という。
・最適点はモノを最も高い価格でたくさん売ることができる点
・需要曲線と供給曲線は外部の環境に合わせてシフトする。
・経済は数学と密接に関わっている

それでは今回はこれで終わりです。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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