こんにちは!ゆーきです!
みなさんGDPという単語を聞いたことがありますか?
舐めるな!国内総生産って意味でしょ!!って怒られそうですね(笑)
では国内総生産が日本の経済の何を測る指標なのかどうかは分かりますか?
もちろんGDPが高い方が良いことは当たり前です。
その上でGDPが高くなったらどう良いのか。今回はGDPについて正しい意味を解説したいと思います!
聞かれても恥ずかしくないGDPの知識を身につけておきましょう!
一般常識なので社会人には必須の知識です!
GDPとは
それではまずはGDPの定義からいきましょう。
国内総生産(GDP)はその国内領土に居住する経済主体を基準にした数値で「居住者たる生産者による国内生産活動の結果、生み出された付加価値の総額」をいう[2]。
国内総生産は「ストック」に対する「フロー」を表す指標であり、経済を総合的に把握する統計である国民経済計算の中の一指標で、GDPの伸び率が経済成長率に値する。経済学用語のフロー、ストックはフローとストックを参照
原則として国内総生産には市場で取引された財やサービスの生産のみが計上される。市場で取引されない活動は、GDPには含まれない[3]。このため、家事労働やボランティア活動などは国内総生産には計上されない。この点は、国民総生産でも同じである。こうした取り扱いの例外として、持ち家の家賃など帰属計算が行われるものがある。国民経済計算の帰属家賃の説明を参照
また、今期新たに生産されたのでない財(例:古美術品)の取引、最終財の原材料となる中間財の取引は算入されない。
Wikipediaより
ちょっと難しいので簡単に説明します。
つまりある期間に一国で市場価値を持つ、財・サービスがどれくらい生産されたかを数字にしたものってことです。
中間財ってなんだ?って思う方もいると思うので説明しますね。
例えば木(材料)から紙を作り、それを元に折り紙を作るとします。
木(価値100)→ 紙(価値120)→ 折り紙(価値150)
こうやってどんどん価値が上がっていきます。そして折り紙を売る時は最終財は折り紙です。
そして木と紙は中間財となります。
よってこの場合GDPに反映されるのは最終財である折り紙の価値150だけってことです。
まあ中間財も数えちゃったら製造工程が多いほどGDP上がっちゃいますからおかしくなりますよね。
それでは次に「財・サービス」の違いについて説明します。
財とは形あるものです。例えば車とか服とか食べ物とかです。
反対にサービスとは形がないものです。例えば散髪や塾、清掃などです。
全ての事象はこのどちらかに振り分けられます。
[su_box title=”GDPとは” style=”default” box_color=”#333333″ title_color=”#FFFFFF” radius=”3″ class=”” id=””]ある期間に一国で市場価値を持つ財・サービスがどれくらい生産されたかを数字にしたもの[/su_box]GDPは経済の何を測定しているの?
GDPの意味は分かりました。じゃあGDPは経済の何を測っているのかについてです。
まずGDPは同時に二つのものを測定します。
・一国の総所得
・財・サービスの総支出
です。
総所得=総支出という式が成り立つことも同時に言えます。
貯金とか税金とかどうなの?って思う方もいるかもしれません。実はそれらを加味しても式は成り立ちます。
つまりGDPが大きければ大きいほど総所得も総支出も大きくなるってことです。
これは財・サービスの循環が活発に行われていることを意味します。
それではセクションのまとめです。
GDPの構成要素
最後にGDPの構成要素についてです。
GDPはこれらのものから成り立っています。
GDP =(消費)+(投資)+(政府支出)+(純輸出)
見慣れない単語も混じっているので一つ一つ大まかに説明していきますね。
消費とは・・・財・サービスの購入による支出(住宅は除く)
投資とは・・・将来使用される財の購入(工場、ビル、住宅など)
政府支出とは・・・公務員の給料や公共事業への支出
純輸出とは・・・輸入額を差し引いた輸出額
上記の式は常に成り立ちます。恒等式ってやつですね。
財・サービスを大きく分けるとこの4種類になるってことです。
まとめ
・GDPとはある期間に一国で市場価値を持つ、財・サービスがどれくらい生産されたかを数値化したもの
・GDPは経済が循環している流れの強さを表している
・GDP =(消費)+(投資)+(政府支出)+(純輸出)
当たり前に知っていると思っていたGDPでも深く学べば知らなかったことがあるんじゃないでしょうか。
就職の面接でも聞かれる内容なので正しく知っておくと差をつけられるかもしれませんね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!良かったらフォローしてね。
コメント